イギリスを拠点として世界で活躍する大大大注目の覆面アーティスト『バンクシー』。
バンクシー展は2018年からモスクワ、サンクトペテルブルク、マドリード、リスボン、香港の世界5都市を回りついに
日本初上陸!!!
ということで大阪の南港、ATCで開催中のバンクシー展に行ってきました♪
会場の近くにはパネルがあって
こんな感じで写真が撮れます(^^)
・・・息子のフライングダイナソー感よ。笑
場所はここの前で写真をとってる人が多いのでわかりやすいかと♪
ブログの最後の方ではバンクシー展大阪初のおすすめ新グッズも紹介します❁
『バンクシー展』in大阪
大阪・南港に位置する複合施設ATCで開催中の『バンクシー展』。
開催期間は
2020年10月9日(金)~2021年1月17日(日)
と約3か月にわたりやってて入場料が通常だと大人平日1800円、土日祝2000円かかるんですが・・・
なんと10月11月の平日17時以降限定で1000円と安くなる
ので事前に公式サイトでチケットを買ってから行ってきました\(^o^)/(お得大好き)
自分の携帯とイヤホンで無料で音声ガイドが聞ける!
美術館や博物館でよくみかける絵の説明が聞ける音声ガイド。
その音声ガイドが自分の携帯で無料のアプリをダウンロードをすると
70点以上の音声ガイドが自分のイヤホンで聞けちゃうんです!!!
でも・・・
実際私が行った日は(平日の水曜18時)人がかなりいてイヤホンでゆっくり解説を聞きながら絵を鑑賞してのんびり見て回るという余裕全然なし。
なので全然活用できず。。。
せっかく家からダウンロードして行ったのにな( ;∀;)残念
詳しいやり方は公式サイトに載ってるので気になる方はチェックしてみてくださいね❁
いざバンクシー展へ潜入!
入場の列に並び(こっから人が並んでる。。)中に入るとイギリスをおもわせる赤い電話ボックスと
SNS映えしそうなパネルが♪
なるほど・・・ここでみんな写真とるから入口から並んでたのね(;’∀’)汗
こんな感じに
おしゃれな写真がとれるのでおすすめです❁
ちなみにバンクシーの作品のほとんどは壁に描かれるからすぐに塗りつぶされてしまい現存しているものは多くないんだとか。(なんて貴重な。。。)
なので今回の展示では複数の個人コレクターの協力だったりオリジナル作品や版画、立体オブジェクトをあつめて過去最大級の規模になっているんだそうですよ(*´ω`*)
さらに中に進み・・・
トイレがお出迎え。笑
これはバンクシーのインスタで2020年の4月に投稿された1枚を再現したもの。
インスタの投稿によると
『家で仕事をすると奥さんが嫌がるんだ。。』
とコメントが。笑
コロナで自宅待機になりバンクシーも家で肩身狭い思いをされていたんでしょうか(;’∀’)
続いてバンクシーと思われる方が座ってる作品が↓
今にも動き出しそうでちょっと怖い(・・;)←え
ケイトモス
イギリスのモデル、ケイトモスがハネムーン中、バンクシーがケイトモスの家に忍び込み
バスルームにこの作品を置いてった
という説の絵『ケイト・モス』。
忍び込むって・・・。
バンクシーって一体何者・・・( ゚Д゚)
ドーナツ
『ドーナツ』というこの作品にはバンクシーが
保護下にある消費文化にかなり腹をたててる
という意味が込められているんだそうです。
重要人物を重要ドーナツに例えて・・・
その重要ドーナツに道をゆずるために渋滞が起きてたら皆、腹をたてるよねという愉快な1枚らしい!
キリスト・ウィズ・ショッピング・バッグズ
2004年に82枚限定で発売された絵で大大人気だった作品『キリスト・ウィズ・ショッピング・バッグズ』。
なのに!!!
増版も復刻もしてないんだそう。
この絵にはクリスマスは本来、思いやりや感謝等といった内省の祝日だったのにいつの間にか高いプレゼントを交換したりごちそうを食べたりという日になってるよね。。
という意味が込められてます。
確かに本来の意味が時代と共に移り変わって真逆に変化することって多いよなぁぁぁと。
果たしてそれがいいのか、悪いのか・・・。
とても考えさせられました。
スープ・カンズ
バンクシーは世界の名だたる美術館(メトロポリタンミュージアムとか)に忍び込み自身の作品を置く行為をしているのですが・・・
その中の1つがニューヨーク近代美術館に置かれたこの『スープ・カンズ』という作品。
しかも驚きなのが
4日間誰にも気づかれなかったということ。
す、すごい。。。
スマイリー・コッパー/フライング・コッパー
↑の写真はちょっとした通路になっててここで映え写真を撮ってる人が多くいました!
なんか・・・この満面の笑みを浮かべたスマイリーの顔をした警察官が不気味で(*´Д`)汗
絵もありました↓
現代では警察官が何もしていない民間人に暴行するニュースをよく耳にしますよね。。。
バンクシーは
権力と権威を振りかざすやつらは疑え!いつ攻撃のための銃が使われるかわからないのだから。
とこれらの絵を通して警告してます。
ルード・コッパー
2002年に250部を発売した紙に書かれた作品『ルード・コッパー』。
警察官が中指を立てている印象的な絵ですね(‘∀’)
サークルA(アナーキー)のマークがあることからこれは当局に向けてか、もしくは市民に向けてか・・・。
これをどう見るかはこの絵を見た人次第なんだそう。
コップ・カー
2003年に描かれたバンクシーのスケッチ『コップ・カー』。
これがどうやってコレクターの手に渡ったか不明。。とバンクシーはコメントしているみたいです(;’∀’)(こわっ。。)
本来守ってくれるはずの警察は、なかなか犯罪を防ぐことができず私達は日々攻撃にさらされてる。
自分たちのパトカーですら把握できないのにどうやって私達を守ろうというのか・・・という皮肉が込められた作品です。
ラブ・イズ・イン・ザ・エアー
バンクシーの中でも最も有名な1つの作品『ラブ・イズ・イン・ザ・エアー』。
一見男性が危ないものを投げようとしているように見えますが
実際手にしているのは花。
この絵には平和へのメッセージが込められているんだそうです。
ナパーム弾
ベトナム戦争でのナパーム弾にもとづいて描かれた作品『ナパーム弾』。
平和な村に爆弾を落としこの写真の真ん中にいる女の子は燃えてる服を脱ぎ捨て痛みで泣き叫びながら走ってる。。
この女の子は生き延びたけど17回外科手術を受けなければならなかったんだそう。
バンクシーはアメリカ文化と資本主義のアイコンのキャラ『ミッキー』と『マクドナルドおじさん』をこの女の子の両側に配し
アメリカがその市民と他国の代表者たちをどう受け止めているか広く資本主義への注意を促したい
と考えでこの作品を作ったみたいです。
またバンクシーは
『この世で最大の犯罪を犯しているのは、ルールを破る人たちではなくルールを守っている奴らだ。爆弾を落とし、村を虐殺する命令に従う奴らなんだ。』
ともコメントしてて。
これって私達の身近でも(例えば職場や学校)ありがちだよな~と心に突き刺ささりました。
深く考えさせられる作品です。
ロング・ウォー
2003年にイギリス史上最大の反戦運動が起きた時にバンクシーがつくったプラカード『ロング・ウォー』。
イラク侵攻に対して100~200万人の人々が街頭行進をしたんだそうです!
ウォールド・オフ・ホテル
2017年にパレスチナにオープンしたバンクシーが建てたホテル『ウォールド・オフ・ホテル』。
バンクシー曰く
世界一悪い眺め
が望めるらしいです。笑
実際のホテルではバンクシーと数人のパレスチナ人アーティストがデザインした客室10室、ギャラリーとバーが併設されていて今回の展示では
ベッドが(‘∀’)!!!
なかなか海外に行けない今、こうやってみれることに感動しました。
ディズマランドシリーズ
2015年にバンクシーがイギリスの南西部の田舎に突如創った『ディズマ(憂鬱)ランド』。
その時の作品が数品展示されてました!
かぼちゃの馬車で交通事故にあったシンデレラに容赦なくパパラッチがシャッターをきる様子↓
原爆を落とされてもミニーの看板だけはその場にたたずんでる風景↓
広島の原爆をモデルにしてるみたいですね。
そして調べて分かったんですが実はディズマランドの元ネタは
ジェフ・ジレットのディスメイランドなんだそうです。(パクリ?!笑)
まぁジェフ・ジレットに連絡してたという話も聞きますし、バンクシーが創ったディズマランドはたった5週間限定だったのにもかかわらず来場者は15万人も訪れたそうで!!!
おまけに田舎で開催されたので町おこしとしても大成功だったみたいですよ(‘∀’)
ねずみ(RAT)シリーズ
社会的弱者をどぶねずみに重ねた『RATシリーズ』。
ねずみはどのような状況下に置かれても生き抜くことのできる動物。
バンクシーはそのねずみと人間が似ているといいます。
なぜなら私達人間は、システムが作り出す環境の中で生き抜こうともがき、そのシステムを出し抜こうとずる賢く生きてるからだそう。
なるほど~!!!
こんな作品も↓
これはロンドンのとあるガソリンスタンドの裏に描かれた絵なんだそうです。
チューズ・ユア・ウェポン・ライト
バンクシーが販売目的で制作した最新の版画『チューズ・ユア・ウェポン・ライト』。
この絵は全部で19色あって1色あたり25~100枚制作されそのうちの25枚を自分の作品のコレクター宛に無料で送ったんだそう!!!
この絵の売り上げはすべてロシアのアート集団の支援に当てられたんだそうです( *´艸`)
ノー・ボール・ゲームス
2009年にロンドンで書いた作品『ノー・ボール・ゲームス』。
2人の子供が球技禁止と書かれた標識で遊んでいる絵なんですがこれは
一種の反抗
を示していて遊び場ではない場所でこの標識をおもちゃとして使っている様子なんだそう!
ファイア・スターター
煙草を吸いながらガソリンをまくチャーリーブラウンが特徴的な作品『ファイア・スターター』。
2011年にロサンゼルスで書かれたもので、バンクシーはつい最近火事が起きたビルの壁に放火犯を書いたんだそう。笑
(こんな顔してるのね。)
しばらくしてベニヤ板に書かれた作品は売り出され、最終的にベニヤ板がもう1枚張り付けられることに。
これは背景を知った上で絵の意味が分かる作品ですね❁
ウェル・ハング・ラバー
2006年に性的医療機関の壁に書かれた作品『ウェル・ハング・ラバー』。
この作品は書かれた場所が場所なだけに市議会による検閲を経て
イギリスで最初の合法的なストリートアート
になったものです。
しかし2009年に何者かによって青いペイントボールで損傷を負い、2018年には黒いペイントで卑劣なメッセージを書き込まれてしまったんだそうです。。。
パルプ・フィクション
映画『パルプ・フィクション』のキャラが描かれた作品。
映画では銃を持ってたはずが・・・
その手にはバナナが(*‘ω‘ *)
バンクシーは映画の先入観に対していくらかのユーモアを加えたんだそう。
よくケンミンショーで大阪が特集されたとき大阪人にバナナ渡してふざけるくだりと似てる。笑
ガール・ウィズ・バルーン
ハート形の風船を手放そうとしている少女の絵『ガール・ウィズ・バルーン』。
この作品をつかってバンクシーは美術史上大胆不敵の悪ふざけをしたことで有名です。(オークションで高い値がついた直後に額に仕掛けたシュレッダーで破壊した。笑)
バンクシー展の広告でも使われ、誰もがどこかで1度は目にしたことがある作品だったのでどの作品より感動しました( ;∀;)
大阪初のおすすめ新グッズも♡
最後にバンクシー展のグッズ売り場へ。
まずファッションから・・・
クルーネックスウェットS/M/L(7700円)↓
色も紫やグレー、ブルー等展開してました!
ステンカラーコート(14300円)↓
チェック柄で秋に活躍してくれそうなおしゃれなコートでした♡
ロングスリーブTシャツS/M/L(4950円)とポケットTシャツS/M/L(4400円)↓
他にもケイトモス柄のおしゃれなTシャツとかもあって
バンクシーファンだけでなくストリート系のファッションが好きな方にもおすすめです♪
続いて書籍関係!
バンクシー壁に隠れた男の正体 日本語版(2200円)↓
2020年6月に発売された新しめの単行本です。
バンクシー展天才か反逆者か図解GENIUSver.白 (2800円)↓
確か赤バージョンもあったはず。。←え
そして雑貨関係!
スタンプ各種(550円)↓
ポストカード各種(220円)↓
パスケース(2750円)↓
キーホルダー(660円)↓
トランプ(1650円)までありました!
最後に大阪初の新商品のグッズコーナー
フェイスタオル(2200円)↓
ハンドタオル(1500円)↓
スケートデッキ(13200円)↓
きっと他にもグッズたくさんあるんだろうけど・・・
意外と人がいて混雑してたので退散!!!汗
いや~バンクシー展楽しかった( *´艸`)満足
バンクシー展で芸術の秋を・・・♡
大阪で開催された日本初上陸の『バンクシー展』。
今回載せた写真の他にもテレビやSNSで1度目にしたことのある作品が多数飾られてて感動しました(*´Д`)
そこまで会場は広くはありませんでしたがベビーカーの入場がNGだったので10キロ近くある息子をだっこしての鑑賞は辛かった。。
突然、怪獣みたいにうぉぉぉぉぉ~!!!と興奮しだすし(・・;)笑
バンクシーは天才か反逆者か・・・。
私は天才派です!!!
ではでは*゜
《イベント情報》
イベント名:バンクシー展 天才か反逆者か
期間:2020年10月9日(金)~2021年1月17日(日)
平日10:00~17:00(10月11月は20:00まで)
土日祝10:00~20:00
※12/31、1/1は休館
場所:大阪南港ATC gallery ITM棟2F
住所:大阪府大阪市住之江区南港北2-1-10
HP:https://banksyexhibition.jp
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